umicha's diary

写真と動画時々なカメラLog

OSMO+初期不良に気を付けろ!(緊急お題)

OSMO+初期不良

 

 

 

 

さてさて。DJIさん物は3連チャンで不具合を喰らってしまいました。
先ずはPhantom4.
これはメモリーカードのロックが効かなくなると言う不具合。ギリギリ保障内で間に合いましたが、いざ送ろうとした時。。。

「いや、待てよ。たまたまだった何て事はないよね?」

とカードの脱着をもう一度。

したらなんと!直ってしまっているし(--;)
流石に慌ててもう一度連絡をして状況を説明。
「履歴が残っておりますので、またロック出来なくなった時でも良いですよ。無償で交換致します」

良かった!(--;)

その後がOSMO-Mobile
2016年11月に届き暫くiPhone6+で使用しておりました。

この時は全く問題なくセンターバランスが取れておりました。
が....
2月に機種変でiPhone7+へ。そして早速装着してみると...
ダラ〜ン💧

全くバランスが取れない。そういやそうだよね。iPhone6+の時アームめいいっぱい伸ばして使っていたのにiPhone7+はカメラが2個になったのだから重さが違うんじゃない?
ってのは容易に察しが付く。
いや〜まいったぞこれ。そんなもん手元に6+しかないのにどうやって保障内にこんな状況に気が付けるんだ?💧

仕方なくカスタマーに連絡。
「いえ。6+でセットだと若干アームはフルにならない程度で正常です。7+でもバランスがちゃんと取れるよう設計されてます。」

ええ!そんなアホな!これまた気が付くの無理じゃないですか!(T_T)
まぁ検査してお客様に不備がなければ無償で。との事でしたがそんな時に限って仕事で使用しなくてはならず修理にも出せない💧


まぁこんなダブルパンチがありながら
いよいよOSMO+の導入へ。
で、前回ここで予告したようにレビューを掲載するべく写真の撮影を。
(ここからの話しが超重要!)

判り易い様に長秒露光な写真で比較をしようと月明かりの北アルプスを撮影。

え.......なんですか?これわ💧

それがこちらの図

 

OSMO+ジンバル不具合

 

なんだこれ💧
設定を見たりカメラリセットしたり何をしてもだめ!
仕方なくカスタマーへ。返事は来る物の「何時に撮影ですか?」とか要らん質問が沢山。
メタデータも送ってありますやん💧(--;)

そんなメールの遣り取りをカスタマーとしつつ

気が付いた!

わかった!部屋を暗くしてどの様な状況になるのかをiPadで撮影しながら実演して録画したら話しは早いんじゃない?💡

カスタマーへ状況報告用の動画を撮りカスタマーへ添付。



ん〜なんかもっと判り易い状況動画だとか。気が付けていない所だとか。
ないものなのか?

あ゛〜〜〜!!そや!最大ズームにして観察してみたら?

 

で、OSMOさん台に設置しフルズーム。

ん?んん?んんん!?えええ!!!
をい...ジンバルが勝手に動いとるやないかい💧(--;)

その絵面がこちら💧

真ん中のAF窓を良〜く観ていてください。勝手に背景が上下動をしている事に
あなたはお気付きであろうか...
もう一度ご覧頂きたい 

 




早い話しが30秒開放したらこのプレビューの様な写真になってしまいますよ!

ってお話しです。

 

OSMO+のボケ

この乱視的なボケを見てください。明らかにボケ方も異常。
これで正常なのかなぁ?って思ったらやはりセンサー異常の個体がある様なのでそこも要チェックだと思います。

DJIさんは対応も非常に早いので、ちゃんと発見して直ぐに報告をしたらキッチリ対応もしてくれます。


www.dji.com

手っ取り早いのはMailでの問い合わせよりChatが1番です。
写真だと「いつ?何時?どんな時?」っていろいろ不足情報を訊かれますので
手法としては「ビデオで症状を撮影して説明」をし、その動画を添付が最も早い対処方になります。

 

そんなワケでございまして今回は予定を変更し
緊急速報にて「初期不良の見極め方」を掲載致しました。

同じような方はいるのかしら?と虱潰しに検索をしましたが
OSMOで長秒露光での撮影を為る方はなかなかいないようです。
コミュニティーに「誰か同じ方居ますか?」と訊いてみましたが無反応。

要するにそれだけ夜間撮影を為る方はいないって事です。OSMO+で。

なので余計、初期不良に気が付けない。
不具合に当たるとちょっと切ないですが参考にしてみてください。

それではまた次回!

次回は雲台の小物や撮影時に便利そうな小道具関連のご紹介をしたいと思います。(^^)



 

http://click.dji.com/ABVgQUOUWMqI14sbbcr3?pm=link


DJI直通販はこちらから。

OSMO-Mobileのお買い求めはこちらから

http://click.dji.com/ABP8I2ZmU0yOJYDpZkzx?pm=link

尚、Mobileを購入の際はiPhoneの+シリーズが手持ちになければ
絶対に+サイズの大きなiPhoneを使用しバランステストをしてください。

 

【国内正規品】DJI Osmo ストレート拡張アーム

【国内正規品】DJI Osmo ストレート拡張アーム

 

 

 

 

 

DJI Osmo NO.26 キャリーケース

DJI Osmo NO.26 キャリーケース

 

 

 

 

 

【国内正規品】DJI Osmo Z-Axis

【国内正規品】DJI Osmo Z-Axis

 

 

 

【国内正規品】DJI Osmo ユニバーサルマウント

【国内正規品】DJI Osmo ユニバーサルマウント

 

 

 

DJI Osmo - クワッド充電システム(アダプターなし)

DJI Osmo - クワッド充電システム(アダプターなし)

 

 

 

OSMO+到着

OSMO+導入&ファースト・インプレッション



DSC_7316 さて。年末年始多忙とインフルエンザにて、なかなかBlogも更新せずな海ちゃでしたが

絶大なる威力を発揮してくれたナノクリスタルレンズの返済も無事終了したので
いよいよOSMO+の導入へ踏み切りました。

が、しかし。。。
ソニーのハンディーカムである「空間手振れ補正」の威力がハンパない。
AX55にしようか?将亦OSMO+で行くべきか?

ここは本当に迷った。
ぶっちゃけ映像作りたいならどっちも必要と言っても過言ではない。
役割も違って来るしね。
けど空間手振れ補正の威力は想像を遥かに上回っていた。
階段の駆け上がりTESTなんて、まるでレールの上を引き上げたかの様な滑らかさだ。
あれだけ凄ければ、もう奥さんにデジカム持たせても酔うことはないだろう。笑

と同時に、これは凄い!と思ったのが「ローリングシャッター現象」までをも抑えてくれているではないか!
そうは言っても実験はガソリン車であるマーチでテストなのでディーゼル車やバイクでどうなるかは断言出来ないが、マーチでのTESTはローリングシャッター現象は出なかった。(シャッターと振動が同調してしまい映像がこんにゃくみたいにフルッフルになる現象)


流石にここまで凄いとOSMO+とどっちにしようか猛烈に迷う。
が、しかし。。。
ここは無難かつ確実に。実務から考慮したらOSMO+が先である。


DSC_7313

 

Z-AXISとユニバーサルマウントとストレート拡張アームを購入

何故にOSMO+にしたかと言うと、持ちやすさ+取り回しの良さを考慮。
あとMobileでは役に立たなかった車載であったりスキーなどのスポーツであったり。
OSMOーMobileは時速40km/hの速度で受風によってダウンしてしまう。
そりゃそうだよね。スマホのサイズで空気抵抗喰らうんだから繊細なジンバルモーターでは耐えきれない。

なのであらゆるシーンを考慮してでの今回のOSMO+である。

実際の使用感としては申し分ない所。
7年ほど昔のHDハンディーカムの比では無い。暗がりで圧倒的な差が出た。
OSMO+の方が全然明るいし綺麗。
写真画質については次回にレビュー上げておきます。
今回はOSMO+の動画について絞りたいと思う。

外観はこんな感じ



DSC_7307

ZーAXISを取り付けるとこんな感じに。

DSC_7315

なかなか良い仕事をしそうである。笑

このZ-AXIS。とても繊細で良い動きをしてくれるが
何でも付けて使えば良いってモンじゃない。車載には向かないので悪しからず。
理由は「車の加速等でアームが反応してしまう」からだ。
減速&加速に同調しビヨビヨ動いてしまうので早い加速減速な物に関してはない方が良いだろう。

OSMO+になって良い点はズーミングiPhoneの画面上から操作が出来るようになった事。Mobileと違って非常に滑らかである。ギュッ!ギュッ!って嫌らしい動きはしない。
出来る事なら左右とチルトも画面上から出来たら良いのに!って思ったが、まぁその辺は良しとしておく。

後はOSMO+の欠点を早々に発見したので、そこについても触れておく。

何だこれは!?と思ったのがこちらのボケ具合である。
OSMO+さん。もしかして乱視ですか?(;´Д`)
的なボケ具合。これはちょっと痛かった。

まぁ違和感はあるが、そんなに寄って撮ることも限られて来るであろうって事で
目を瞑るとする。


f:id:joker-te28:20180226011431j:plain

後、自分はユニバーサルマウントとストレート拡張アームも購入したのだが
この辺は各種雲台と同じくで「どんな拡張にも対応」を踏まえあるに超した事は無いのでケチらず購入をお薦め致します。
今、格安なウェアラブルカメラも多々あるので2カメ3カメ使用にて、あらゆる雲台やアームなんかを考慮したり、そこからシーンを切り替えてみたりするだけで映像の見栄えは格段に向上して来るので、ここは確実に押さえておいた方が良いだろう。

これと同時に自分が持っているフリープレートはちょっとショートなのでHAKUBAのフリープレートKPT

HAKUBA フリープレート ストレート型 KPT-03

-03をAmazonより購入。
OSMO+にドッキングして2カメ撮影ってのも利便性は向上すると思われる。

f:id:joker-te28:20180226013230j:plain


さて。そんなこんなで今回のファーストインプレッションと成るべく動画お題は
「長野県は大町市にある八坂大滝」
である。高低差は50mかな?厳冬の大滝は下部に大きな氷塊が育ってなかなかの見応えがある名所である。

その直ぐ上には激安温泉宿の「明日香荘」があり、のんびり静かに骨休めをするには
とても良い温泉宿である。
ちなみに朝食のみのお泊まりは4000円台です。(約5000円)





 





風景的なものがメインになりますが
宜しければチャンネル登録を宜しくお願い致します。

BGM

dova-s.jp




今回導入に至った機材

【国内正規品】 DJI OSMO+ (3軸手持ちジンバル, 光学3倍, 4Kカメラ標準搭載)


【国内正規品】DJI Osmo Z-Axis


【国内正規品】DJI Osmo ストレート拡張アーム


【国内正規品】DJI Osmo ユニバーサルマウント

DJI Osmo - インテリジェントバッテリー(大容量)

 

DJI Osmo NO.46 ベース

 

2018皆既月食写真&映像まとめ

2018年皆既月食

 

あけましておめでとうございます

今頃すみません


あまりの多忙にBlogもUp出来ずにて申し訳ございません。

か〜な〜りっ!
適当ですが皆既月食の映像をUpしてみました。

と言うか追尾も無しなのでブツブツ繋ぎでホントすみません。

寒いし曇るし結局折り返しまでは撮影出来ませんでしたが...

曇って観れなかった!と言う方は暇つぶしにでもどうぞ...


チャンネルもご登録頂けましたら幸いです(^^)


www.youtube.com

ナノクリスタルvsノーマルレンズ(5㎜ハンディーキャップ付き)

さて!
長らく長らくお待たせ致しました。
まぁ〜夜の晴れないこと晴れないこと!
カレコレ1ヶ月になりますよね(汗)

そんなワケで本日はNikon16~80㎜ナノクリスタル(DX用)vsTokina11~16㎜AT-X116 DX2
を行ってみようかと思います。
ナノクリスタルは72㎜
AT-X116 DX2は 77㎜

双方ともf2.8で行きます。
AT-X116 DX2はナノクリスタルより+5㎜径です。

当然その集光率の差は嫌でも大きくなるわけで。

普通に考えたらTokinaに軍配が上がって当たり前って話しなのですが。
そこは相対するナノクリスタル。
どれだけ乱反射を抑え集光率をUpすることが出来るのでしょうか?

じゃじゃん!
先ずはTokina.AT-X116 DX2

Tokina4155

 

そしてNikonの16~80㎜ナノクリスタル

ナノクリ4154


うわ〜!何だこれ!!
同じ条件で全く違う。これは昼間よりその差が顕著に表れていますよね。
2枚を並べて比較してみましょう。

ナノクリスタルの2枚比較星


すみません(汗)
イマイチ、シチュエーションが宜しくない(--;)
ナノですが(シャレでは無い)
光害に浮き立つ雲が全く違うのと、星の多さが全く異なっています。

こうも違うのか。
尚、カラーバランス等々は同一にしてあります。
暗い分バランスはAT-X116 DX2の方が取れているように見えますね。
ですがやはり精細さが大きく異なっています。
晴天の暗夜でしたらもっと差が出てしまうでしょう。


綺麗に写す分ではNikonのナノクリスタルの方が上ですね。
広角で言ったらそれはやはり11㎜の方が良いに決まっている。

もうこうなって来るとナノクリスタルレンズのバリエーションが多いFX機に行かないといかんのでは?と言う気持ちにさえなって来ます。

実際問題DX機とFX機どうなのよ?
と言われたら趣味の方はDXで充分かと。
500px等で「肩書き作りをしたい!」と言う方はFX機で。

そこはやはり高精細の方が嫌でも高評価に繋がって来るので当たり前。
500pxのlandscape(風景)部門でまだ99.9には届きませんが
ぶっちゃけAT-X116 DX2とナノクリスタルでかなり精細度が向上した分
ポイントも高くなったのは事実。
95超えは当たり前である。(とか言いながら時々外していますが汗)

本来ならDX用ナノクリスタルで11㎜くらいの超広角が欲しい!

と思う海ちゃナノでした。(くどいよオヤジギャグ)

 あとはレンズ&カメラもさることながら
やはり一番は「現象力」になりますよね。

フィルムとデジタル一緒くたに考えて居る方は論外。
理由ですか?簡単ですよ。
アナログは印画紙に焼いてなんぼです。
もう方やのデジタルは「光の集合体によるディスプレー閲覧がメイン」の表現となりますので違って当たり前で、全くの別物。
印刷物に対し光が当たって色彩を感じるのと
直接の発光体で色彩を感じる物とでは全くの別物です。

尚、自分は過去にシルキーピックスとNikonのNX2を使用しておりましたが
シルキーは度重なる有償アップグレードで使用を停止
NX2は開発中止にてAdobeLightroomへ移行しました

慣れるまでは若干Lightroomは手こずりましたが、如何せん直感で使用可能ですから
最初からLightroomの方は結構スムーズに使用可能と思われます。
また「LightroomじゃなくてPhotoshopじゃいかんの?」と言う質問もありますが
Lightroomはあくまで「写真専用」であり「デジタル現像専用」ですから
Photoshopとは雲泥の差になります。
Photoshopはその後の覆い焼きですとか、パノラマ作成などで威力を発揮してくれるソフトですのでAdobeの月額プランがダントツお薦めです。
コスパはハンパない。

月額1000円程度で悩むならデジタル現像なんてしない方がマシ!
そんな次元です。

それではまた次回!

(使用カメラNikon・D7200)

Tokina 超広角ズームレンズ AT-X 116 PRO DX II 11-16mm F2.8 (IF) ASPHERICAL ニコン用 APS-C対応

Tokina 超広角ズームレンズ AT-X 116 PRO DX II 11-16mm F2.8 (IF) ASPHERICAL ニコン用 APS-C対応

 

 

 

 

 

www.adobe.com

ナノクリスタル VS ノーマルレンズ比較

Nikonナノクリスタルレンズ導入



やっとの思いでナノクリスタルを購入。
切っ掛けは新宿のNikonプラザで16ー80mm・唯一のDX用ナノクリスタルレンズを見てからである。

去年は結構Proの皆様が愛用しているTokinaのAT-X116 DX2を購入し
「う〜ん。超広角って素晴らしい〜♪」
なんて思っていた。

言わずと知れて500pxのlandscapeで頂点を目指し、えっちらほっちら頑張っているのだが...
外国の方々は「ダイナミックな画が非常に好き」である。

普段あまり超広角は要らないので考えて居なかったのだが
ダイナミックな画格の写真を撮るのに、35mm単焦点でひたすら頑張り
パノっていた。

CCD機からCMOS機に変わり、センサーもより鋭くなり
レンズもそれなりに良いモノを使わないとCMOS機では「空気感」なんてもんは引き出せない。
空気感を引き出すには?と言ったら「よりクリアーで高精細なレンズ」が必須になるので、嫌でも手持ちの古いレンズでは単焦点がメインとなって来る。

そんな時にたまたま見つけたTokinaのAT-X116 DX2
お値段も元値は10万近いが実売は5万程度。
評判もなかなか良い。11mmと超広角であり、f2.8の通し
明るくかつ大口径77mmは嬉しいところである。

レンズはやはり集光率も重要なので径が大きいに越したことは無い。
このレンズのおかげでlandscape(風景)も、超ダイナミックな画格の撮影が楽になった。


AT-Xで約1年頑張って来たが、やはり500pxの頂点である99.9を叩き出すにはまだ少し何かが足りない。(技量以外に)

その何か?が何であるかは良くわかっている。
そう。「高精細さ」だ。
どんなに現象で頑張ってみても、元がボケボケ〜っとした画質では引きだし要もないのは言うまでも無い。
で、去年の秋に実体験してしまったナノクリスタルをひたすら狙い続け
Phantom4の借金が終わったと同時に清水からGo!!

そして今に至る。

今までとの違いを一言で。

「兎に角楽で全てが楽になる!」
だって明るいから屋内での撮影もバシバシ撮れる。
現象も頗る楽!

眼から鱗である。

まぁ月並みな実験ではあるが2種類の違いを並べて比較してみるとする。

flic.kr

左がナノクリスタルで右はTokinaのAT-X116 DX2

この状況ではわかりづらいのでググッと拡大してみる。

 

flic.kr

 

16ー80mmと11ー16mmの対決なので16mm勝負
ナノクリスタルは5mm径が小さくて72mm

Tokinaのレンズは5mm大きくて77mm


当然、大きいレンズに分があって当たり前なのだが
ナノクリスタルは圧倒的な差を持って勝っている。

判り易くデータサイズも比較してみる
ナノクリスタルは8M
AT-Xの方は7.2M
だった。
僅か0.8Mの違い。なのだが...


同じ画格で同じ写真にて0.8Mの差は大きい。
Lightroomで明瞭度をめいいっぱいまで上げ
どこまで画質に影響を及ぼすのか?が上の拡大データ実験結果である。

乱反射を抑え、如何にクリアーであるか?

が、ポイントになって来る。
空気感、立体感の差は「如何に高精細で写す事が出来るか?」が肝心要の肝である事は言うまでも無い。

かと言ってAT-X116 DX2は捨てなのか?と言ったらそこまでは行かない。
高精細さではナノクリスタルに劣るモノの11ー16mmの超広角なレンジかつ
ズームでありながらf2.8の通しと言う所は非常に大きいし捨てがたい。

NikonのDX機で勝負!

と言うのであれば、優先順位は16ー80ナノクリスタル。
星野分野をやってみたい!って方は、その後にTokinaのAT-X116 DX2

そんな順番が良いような気がする。
次回は「星野部門でのナノクリスタルVS AT-X116 DX2」を予定


ちなみに私の500pxはこちらから

500px.com

動画作品はこちらから

www.youtube.com





 

 

本日ご紹介させて頂いたレンズは下記よりどうぞ。


長らくサボってしまいました(汗)

TOKINA超広角vsナノクリスタルレンズ



さて!
さぼってしまいましたが新たにレンズを調達しました。

AT-X 116 PRO DX Ⅱ | 広角レンズ - Tokinaトキナー

11ー16/F2.8の通し
以前から魚眼は要らないけど超広角は欲しい!と思っていたので
これをまず最初に購入。

そして去年の11月に銀座?のNikonプラザへ行ってしまい
そこで見たのがコレ。

AF-S DX NIKKOR 16-80mm f/2.8-4E ED VR - 概要 | レンズ | ニコンイメージング

レンズの比較って人の写真観て判断ですから、「そうなんだぁ〜」ってくらいしかわかりませんよね。
でも改めて自分が使ってみると良くわかる。

まぁハンパなく高精細。
DX機用ではこの一本しかないですが、自分の場合映像もやっていますから
この16ー80は途轍もなく良い!欲しい!コレしかない!

そう強く感じたわけで。
取り敢えずPhantom4の借金終わらせたら買うぞ!と心に決めつい先月購入致しました。

まぁね。それまでいろいろやってみたんですよ。
仕事もしながらですが、どうやったらナノクリスタルくらい空気感や立体感を引き出せるのか?

こう見えて何でも直ぐに調べるのは好きじゃない。
バカはバカなりに良〜く頭で「1+1」を、考えてみる。
で、行き着いた答えを実験し確認をする。

お〜!コレだと空気感立体感は出るね!
なんて手法を考えてみたり。実験してみたり。
その後から他にやっている方が居るかを探してみたり。

やはりなかなか気が付いて居る方は居ないみたい。
まぁそんな苦労をしてみて、そしてナノクリスタルを実際に使用してみて。

有り難みってのは倍以上感じられますよね。
ワンショットでコレだけの画像を撮れるって素晴らしい!的な。
TokinaのAT-X116 DX2もそう感じましたけど。
このレンズも素晴らしい!と思っていましたがナノクリスタルはレンズ径が72mmでAT-X116 DX2より5mmも小さいと言うのに、集光率を上回りました。
同条件で。データサイズにしたら若干ですが、その「若干」の影響力はハンパないわけで。
また後から掲載してみたいと思いますが、16mm・f2.8同条件で撮影した画像をLightroomのスライダーを使ってどれ程精細さに影響するのか?を実験してみたんですね。

AT-X116 の方は白っぽく霞が増えていく
ナノクリスタルの方は精細さが増していく

そんな感じで圧倒的に違いが現れました。

取り敢えず今回はその実験ではなく
サボっていた分のAT-X116 DX2画像からちょっと掲載して行きたいと思います。

flic.kr

flic.kr

ナノクリスタルには勝らずとも、これだけレンズ径があって明るければ空気感・立体感は入ります。
1枚目の田んぼ水鏡は500px用なのでちょっと濃いめにしてあります。
(目指せ!99.9で頑張っていますので応援してくださいね!笑)

星野写真でも抜群に威力を発揮してくれています。(^^)


日中の桜はこんな感じになりました。

flic.kr

 

ナノクリスタルの画像はまた次回!
中途半端でごめんなさいm(_ _;)m

今回ご紹介したレンズは下記に掲載しておきます


空色は何故地域によって七変化するのか?(集光率に纏わる話し)

空の色彩の謎


つい近々にあった話しなのですが、東京のとある場所で五重の塔を撮影した時の事です。「空は西日で超ハイキーに。五重の塔は影って超アンダーに。」

 

(注:この解説にはイヤでも2500文字程度の長文になりますから、知りたい方は心して読んでみてください。でも絶対にわかると思いますけどね(笑))

 

 


当然、現像時にバランス取れるよう中間に測光を合わせました。
で、空はまだハイキーですから光度を下げる。

 



「ねぇ。空色不自然に「し過ぎ」じゃない?そんな紫っぽくならないでしょ。東京は」

 

お仲間さんのそんな言葉からのスタートです。
「え?だって自分、光量抑えただけッスよ。ホワイトバランスもあってるし。まぁこの時の時間帯からして既に紫は入り込んでいてもおかしくはない時間帯ですからね。長野の安曇野だとこの時間帯ではこの色彩にはならんし、もっと平地よりも空色が青いし...」


「その理論が俺にゃわからん💧」

ってお話しになってですね。今回に至りました。

「だってそんな事言ったら深い井戸から空見上げたら昼間でも星見えますよ〜って話しは嘘話になっちゃうじゃないですか?」

お仲間さん

「ねぇ。それって本当に見えるの?」

自分

「見えます」(即答)←昔ボーリング(注:ボウリングではない)屋さんだった人

お仲間さん

「見たこと無いからその理論もわからん。」

 

 

そんなワケで実験しちゃいました(笑)

空色実験

 この様な状況で。

マニュアル設定で「絞り&シャッター固定の定点撮影」をして比較したら良いわけです。☝️

 

左は、まんま撮影。右は1mの煙突を着用し「1m分、周囲からの光源を遮蔽」してみる。

 

で、早速の結果はこちら。

集光率な話し

 丸の中が煙突からのそらいろです。

まんま二枚の写真を重ねて丸の中だけが「煙突から見える空色」になって居ます。

「ん〜。海ちゃ。違いがよ〜わからんのだが(苦笑)」

 

スポイトツールなどを用いてどれだけ違うのか抽出してみたら一発で解りますが
そんな方々の為に、では拡大して2枚横並べの比較を。

じゃじゃん!

空色比較

 左はまんまの空色。右側が1m煙突着用の空色。
「拡大してみたよ!」

の証拠として右画像右下には赤丸で囲った破片を付けておきました。(笑)

こうしてあげると「たったの1m」どれ程明るさが絞られてしまうのか

よ〜く分かったかと思われます。これが80m~100mの井戸内からだったら?

これ×100m分の光量ダウンとなるワケです。だからもっと暗くなり昼間でも星が見えてしまうワケで☝️

(井戸だから360°で100m分、光を遮る事が可能ですから)


 

 

この辺でボチボチ「安曇野の空色は何故深い青なのか?」を解説していきます。


 

安曇野は西山が3000m級の高い北アルプスに囲まれております。
当然ではありますが「その分、太陽からの光と乱反射」がなくなるわけで。

先ず最初に「何故空色は青なの?」について記載しないと分からなくなってしまいますからこの辺でその解説を☝️

 

 

太陽光は限り無く白に近しいくらいの眩しい光なので一見透明な明るい光線と感じます。が、光に透明はないです☝️(ここ重要)

 

この太陽光の中には青い光であったり黄色であったり赤色であったり

「いろんなベクトル(波長)の光が含まれている」のですね。

 

そして地球には「大気」ってもんがありますから「その大気中にある水分や塵に「短いベクトルの青色が乱反射を起こして居るので「地球は青かった!」になる」ワケでございます。

「え?そうなの?」

もっと違う物を考えてみましょう☝️

超曇天時に海の色は青く見えるでしょうか?
言わなくてもわかりますよね。青に見えるワケが無い。
だって「海水によって乱反射を起こし青に見えるだけの光量がない」のだから。
当然「怖いくらいの黒っぽい海」になるわけで☝️

 

 

 

「お〜!そっか!なるほどね!」

って感じたのでは?(^^)

 

「じゃぁさ〜赤とか紫って何なのよ?」

 

はい。次はそこですよね。

当然太陽光には先にも述べましたが「赤色のベクトル(波長)」も含まれているワケです。
でも日中に空色が赤に見える事はないですよね?

それは「赤色のベクトル(波長)は青と比べたらもの凄く長い波長(1.5倍〜2倍波長)」なので「青色より遥かに乱反射をおこし辛い」ので空色が日中だと赤色に見える事はないのです。

 

では何故夕方に赤く染まるのか?

それは日が傾き「日中よりもより多くの大気を通過して来る」ので「水分や塵の密度は変わらずとも、通過して来る道中での量は増える」事になるので

今までは乱反射を起こさなかった赤色の光線が「やっと乱反射を起こす」様になり
空は赤く染まる。ワケですよね☝️

そしてドンドン日が傾くと光量も低下するから「赤色から紫へと変化していく」わけで。

 

 

ここまでは夕暮れ時のお話し。
「じゃぁ日中15時くらいに写真で空色が紫っぽくなったのは何故?」

ここ重要。
恐らく同じ日の横浜だとか同じく平地の静岡だとかに比べたら、この両者の地域では空色はもっと水色になっています。(実際に比較したわけじゃないけど(笑))

その理由

「東京はその2ヶ所地域と比較したら「圧倒的に大気中の塵が多い」」わけであり

赤い光も乱反射を起こしている

って図式になりますよね☝️

海に面した地域では「長野県の安曇野の近しいくらい余所よりは空色が青」になりますが(海水が光を透過吸収しているから「光量が低下」し空はより深い青になる)
同じ長野に近しい青でも空気が乾燥している安曇野とでは「青の質」も違ってくるわけで。
当然海面上なので安曇野より「遥かに大気中の水分量は多い」事になりますから
明るくて分からないだけですが、実は「赤色のベクトルも安曇野とは比にならない多さで拡散されている」事になります☝️

海に面している横浜と東京で比較をしたら「東京では横浜より更に大気中の塵が多い状況」となるので「もっと赤色光線は拡散されて隠れている」って事になります。

 

よって「光量を絞って行くと空色は横浜の空色より遥かに紫へとなりやすい」って事になるわけで。


余談ですが空気中の水分量が低い安曇野ですと光量を絞って行くと空色は黄色になって来ます。
何故なのか?

「赤色のベクトルより、黄色のベクトルの方が波長が短いので、安曇野みたいに空気は乾燥してるわ、山で光量は遮蔽されとるわな状態になると「安曇野は焼けて空色が赤になるだけの水分量がない時が大半なので、その手前である「黄色」の方が空色として現れる」

 

ってお話しです。それが「金色の空色」ですよね。

 

 

空色の実験解説をするにはイヤでも最低限このくらいの長文になってしまいますが
恐らく「なるほどね!」って事になったのではないでしょうか?(笑)

「何故空色は地域によって変わるの?」

ってお話しでした(^^)/