こんな時期にソファーで寝てしまい風邪を喰らった海茶でなのですが皆さん如何お過ごしですかどうもこん○○ゎ
今日はポータブル赤道儀軸の巻でもそっと詳細書いてみようと思いますよ。
そんなワケでございまして。
前回少々そこに触れたのですが、イマイチ中途半端なのでしっかり纏めてみようと思います。
さて!ポータブル赤道儀軸とは一体?って事も書いた方が親切ですよね。
それは概略北極星の(北半球での話し)方向に合わせてですね
雲台にカメラ乗っけてモーターで星の動きに合わせ追従したら
「流れない星の撮影が出来るじゃんね!」
って装置なんざます。
それがですね今から遡ること40年くらい前になるかしら?
当時はこの装置が最安値でも50万はしてました。
天体好きな少年少女は欲しくて憧れたもんです。
良いなぁ〜Newtonに出て来るような写真撮ってみたいな〜って。笑
さて、そこから年月は過ぎまして2013年とか2014年頃ではないでしょうか?
一流メーカーさんであるビクセンさんがポラリエなる商品を出したんですよね
本体価格はなんと!
47000円!
因みに今年の2月後継機が出ました
もう見てビックリ!優香ちゃんが頭ん中で踊っちゃうくらいです。
(それカラリオ💧\(--;))
冗談はさておき。笑
本体だけで4.7万円になるのでそこに極軸望遠鏡は必須になるワケで。
これがないとアバウトにしか合わせられませんので。
(下記に紹介している必須道具はビクセンさんは付属無し。極軸望遠鏡すら別買い)
覗くとこうなってます。
で、今のポータブル赤道儀軸ってのはスマホからコントロール可能なんです。
「極軸合わせ」って項目を開くと超親切ご丁寧に現在の北極星を合わせる位置が表示されるんですよね。こんな感じで。
6時45分くらいの位置にグレーの●ありますよね?
その位置に北極星を合わせたら良いわけです。
あとは「追尾開始」で自動追尾が始まるわけで。
補足ですが月を撮影するための月追従速度であったり
なるべく背景の流れを少なくする為に、1/2速度で追従機能があったり
実に様々な設定が用意されていますので、そのシチュエーションにあった追従、撮影にあった追従も出来るわけです。
無論、全く星関係無く水平回転で使用したら日中のMotionlapseなターンテーブルにもなってしまうワケで。
そんなイレギュラーな使用方法もあるわけです
が....
話しはポラリエに戻します
要するにこんな極軸望遠鏡がないとビッタビッタに合わないのでアバウト合わせてでは超広角レンズなんかで超アバウトな追従しか出来ないよ〜って事にもなっちゃうわけです。
でね。これだけじゃないですが後はこんな装備品が必要で。
アリガタってのは有り難いテーブルではなく
あり溝(台形溝)が切ってあるテーブルなのでアリ「型」テーブルって名前になります。笑笑
画面左がカウンターウェイト(頭でっかちなバランスにならんようウェイトが必須)
真ん中がプレートになって右上に自由雲台が来るわけです。
この様な装置がないとビシっとした撮影が出来ないので
ポラリエ本体買ってみたところで、こんだけの追加パーツが必要になって来るわけで。
しかもまだまだこれで全部じゃありません。✋️
ポラリエの場合ここまでパーツ揃えるだけで10万は超えてきます。
が、今のこの写真は本体がポラリエではないんですよ☝️
👆
こいつがスカイメモT
Kenkoさんから出している
SkymemoTって機種になります。
ポラリエ本体の価格でもビビったのにこれが出たのは2017年やないですかね?
これこんなですね、超高級ペリカンもどき(高級アタッシュケースブランド)なケースまで付いてフルセットで5.7万だったような....
残念ながらフルセットは今販売されていないようです。😭
自由雲台まで最初は付いてきたんですよね。それで5.7万!
ありえんし💧
まぁ今ないもの妬んでみても致し方ないので。。。
要するにスカイメモの方が超安かった!!ってお話しです。
余談になりますが超ベテランユーザーさんの見解では....
ポラリエは流石にビクセンさんだけのことはあり内部も全て精密な金属ギアが使用されています。従って制度はもの凄く良いんです。
ただし!ポラリエの形状が形状だけに底面が狭いのとRになっているので
じわ〜っと掛かるカメラの自重等々にてズレが生じやすいんです。
相対しスカイメモはギアがプラスチックなので精度も甘々です。アバウト。
なのですがそのアバウトさを微塵も感じさせない撮影精度。
そこが驚きです。
👆
だそうです。笑笑
まぁホントそこわかります。これ幸いに自分もポラリエ使ってたことありますから。
スカイメモは本当にアバウトなんですよ。作りが。
でもそのアバウトさを感じさせない使用感は確かにありますね。
で、まだまだ続きますよ。本日はちょっと長くなります。
この記載で全て必須なものが揃うように書いておきますので。
フルセットですら付いてこないのがこの写真の「仰角雲台より下部」になります
仰角雲台とコンパネの間にあるヤツです。
これはレベリングベースといって超精密にレベル(水平)を出すためのベースになります。
これはどの社のポタ赤にも付いていないかと☝️
こいつがないと微妙な傾きは解りませんからどうしてもズレが生じるんですよね。
いや、別に超広角のみで使用します!っていうのであれば是が非でも!って所も無いですがNeewerさんは兎に角安いので買って損はありません。
ここまでで後残りパーツ2つになりました。
ラス2は三脚ですね。見ての通りでレベラーが結構幅あるんですよ。75㎜かな?
なので三脚の雲台側もそれなりのサイズが必須になって来るわけで。
けどこのサイズ載せるっていったら映像撮影用の三脚になるでしょうね。
マンフロットのちょっと良さげなやつ。
困った事にこの代用品ってもんがなかなかないんですよね。
んじゃ素直に天体望遠鏡用にする?
ってなると値段はば〜ん!と上がります
かと言ってスカイメモ専用三脚もありますがちょっと貧素なので結構シビアな評価が書かれてます。
見ての通りで確かにこれは使う前から揺れるのはわかるわ💧
ですよねぇ。最低限中桟として振れ止め3本付けてやる必要があるかと。
将亦三ツ矢方法にて真ん中に向かって振れ止め取り付けてテーブル付けちゃうとか。
そうすればこの三脚で良いんですよ。
だって根が純正なのでそりゃ他のモン選択するよりはマシかと。
自分の場合、クソ安な嘗てKenkoから出していたSkyexplorerシリーズでもホントありえんくらいのトイ望遠鏡がありまして。自動追尾がそのトイクラスでどこまで可能なのか?をやってみたくなり買ってみたら追尾処か不良品でした!ってオチで。
買って早々そんな実験も出来るワケが無く気が付いた時には後の祭りでした〜
にて、その三脚が余っていたんですよ。
トイでも三脚使えたらマシ!!
そんなわけで自分はSkyexplorerから流用しましたが。
残念な事にこんなトイクラスの三脚って今ないんですよね💧
なのでリサイクルショップで探すってのもアリかもしれません。
何れにせよその様な理由にて三脚はホントチョイスキャパ狭いんですよね。
まぁでも重要ですしね。ここは一つマンフロットで贅沢してみても良いかと。
そもそもが通常の雲台にレベラー雲台乗っけるのがイレギュラーなんですから。
多少の改造や努力は必須です。笑
これとか....
この辺?
天文用は観ない方が....www
まぁ考え方1つですが天文用は天文用にしかならんですし
クソ重いですからね!
そう考えたらまだ映像用なこの辺チョイスしてあげたほうが写真にゃ活かせますよね?的な....
自分ならそうすますけど。選択するかしないかはあなた次第!って丸投げ方式で言うしかないですね。笑笑
さて。
タラタラ来ましたがいよいよオーラスはこれ
もっと精度良いのが良い!て言うならこれ。
👇
まぁ何れにせよですよ。
んじゃこれ使用したいから自由雲台要らない!
ってワケにもなかなか行かず。
そりゃそうですよね。
あっち向いて〜!はい〜!クルン!ピタ!
ッて事は自由雲台の持ち場なので。笑
結局そこ踏まえると自由雲台外してこれのみ!ってワケにもいかず。
いや。別にですね「超広角しか使わないモン!」だったら良いんですよ。
これらは。
でも星景でバチバチな写真撮れるようになるんですよ?
本当にズームレンズ使用しませんか?
だって星撮りたくて買うんでしょ?
オリオン大星雲とかプレアデスとかアンドロメダとか
ぜ〜〜〜〜〜〜〜〜ったい撮りたくなるんじゃないですか?
そうなると!
自由雲台のみで合わせられるモンなら合わせてみやがれ!
って状況にイヤでもなっちゃうわけですよ。笑
わかりますよね?だからこれはないと。
まぁこんなもんじゃないですかね。
これで
「星景写真で自動追尾デビューしてやるぞ!フルセット」になるワケです。
厳密に言うなればもう若干だけ細いもん要りますけどね...w
折角なので書いた序でにそこも書いてみますか!これ1記事で終わるように。
後居るのは本体とカメラ繋ぐためのケーブルです。
電子レリーズ端子に入ります。
各メーカー毎のケーブルがあるのですが何故かNikon&Sony用しか出て来ません(汁;)
と思ったら出て来た!
三社のみだけど💧
こいつは絶対必須で付属してませんから。別途購入なんですよね
で、本当に最後がこれこれ。
モバイルバッテリー
スカイメモは電池運用ですが撮影中に電池切れはマジ洒落になりません。
Timelapse撮影で超時間運用もあるでしょうしカメラもポタ赤用電池も増やすよりは
双方USBから電源取れるので、こやつをブチュッと刺して電源供給しておけば朝まで心配はご無用と言ったワケで。
って書いてるウチにもう一個出て来た!
バラバラごめんなさい。
あとはこれだ!晩秋〜初春までの期間限定になりますがこれ必須ですわ。
今クソ安です。ご安心を。こいつもありますからね!
なのでMobileバッテリーチョイスは外せないかと。
今度こそ以上かな?
多分大丈夫!笑
で、補足で付け加えますが兎に角結構カクンカクンするんですよ
精度ないから。何がカクンカクンかと言うと「仰角雲台」です
ギアがプラなので。
だからそこに来てスカイメモSにしてワンサイズ上のポータブル赤道儀軸乗っけてみたところで乗ってるのがカクンカクンな仰角雲台ですからね。
大差はないというか根本的解決にはならない。
けど、上が重くなる分多少の風で煽られました!!ってのは無くせますよ。
当たり前の話しですけどね。
なのでそこを踏まえると俺はスカイメモSで行ってみる!
は、アリだと思います。
デカイですけどね!
そうすると300㎜望遠でもこのくらいは素人でも撮れちゃうワケです。
上記のものが全て有ればですよ。
ビッタビッタ合わせしたら軽く2分開放は超えられます。
👆
これ追従してません。定点撮影です。定点撮影30sec+ソフトフォーカス
が、先日話したソフトですね。
あれですあれ「Sequator」ってソフトね!
定点撮影だけでこれなんですから。
そりゃ定点撮影+追従でコンポジットしたら....ハイ
ご想像にお任せ致します。笑
因みにWin用ですよ
https://sites.google.com/site/sequatorglobal/
Mac用でこんなんも見つけましたが
これ今発見しちゃったんだけどStarStaXより絶対良いと思われ。
4000円台のシェアウェアですね。
以上
これだけあったら今日からハイアマレベルの星景写真が撮れる!の回
をしまい