さて。また真冬に戻ってしまった長野から本日はちょっと蘊蓄（うんちく）なお話しで
お題は「PhotoCinemaについて」ですよみなさんど〜もこん〇〇わうみちゃです。
皆さんはPhotoCinemaと言うジャンルをご存じでしょうか？
手っ取り早くいうなれば
スライドショーとVJ（ビジュアルジョッキー）の中間域的なジャンルです。
発祥は2002年にデジタルステージって会社がLife is Photo Cinemaってソフトを出したのが切っ掛けで火付け役は「平野友康氏」になります。
いや〜斬新でしたね！
てか今でも古ぼけてはいませんよ。
17年の歳月が流れた今でも。
17年間そこに着手して来た自分が代わりに言うなれば
「それは的を射ているセオリーになったから」
です。
スライドショーは単調でダラダラ一枚一枚見せるモノ
PhotoCinemaはいろんなトランジションを使い音に合わせ
パッパパッパッ...バ〜ン！って要所要所に決めの写真を持って来ます。
ん〜判り易く言うなれば「映画の予告編」みたいな感じ。
映画の予告編って短い映像が目まぐるしく変わって
見せ所がば〜ん！と出て。
その繰り返しですよね？
結果どうなるのか？
「もっとじっくり観たくなってしまう」
ですよね。
その人間の心理を突いた新ジャンルがフォトシネマであり
革命的発想と言っても過言ではないくらいだと思います。
小刻みなショートで見せられるので
「え？今の何？は！？」
って心理になってしまい
人の心理を引き付けているわけで
そこに着眼した平野さんはもの凄い人だと思います。
なので当時〜Life is PhotoCinema３まではインターフェイスが限り無く
VJソフトっぽいです。
音楽を聴きながらテンポ良くトランジションと写真を選び
ポチポチ当てはめて行く的な。
2002年スタートで３の時には動画も挿入出来るようになり
更なる進化を遂げたソフト。
平野さんが退陣してしまった後に出た後続ソフトは引き継いだのが名前だけ。
残念な事ですが。苦笑
まぁそこは置いといて...w
人を引き付ける映像ってどんな？
バズる物？
いや〜それは違うでしょ
断言しても良い。
バズリが命ならば素人でも出来るわけで。
そんな方はTikTokやってれば良いんですわ。失笑
僕が依頼を請けたとき
粗9割言われる事があります。PhotoCinemaジャンルでね。
その言葉とは...
「う〜ん。良いけどもっとゆっくり見せて欲しい！」
それに対し僕はこう返します。
「本当にそれで良いんですか?それって僕にとって楽になることなので良いのですが。でもみて頂く方ってご家族の皆さんが主体ではなく招いた「お客様」に対してですよね？例えば僕の幼少期からの写真をゆっくり見せられたら最後まで観ていられますか？」
施主
「え！？あ〜....どうなんでしょう💧」
観ていられる訳がない...www
だったら最初からお友達陣の皆さんからスライドショーを作って貰ったら良いだけの話しだ。笑笑
ここで勘違いして欲しくないんだけど
俺凄いでしょ！
って話しじゃない。
その基本を解明し、商品化した平野さんが凄いわけであって。
自分なんか全然です。単純にそれを活用させて頂いたって話しですから。
そろそろ纏めて行きますのでここからお見逃しなく。
クリエイターさんっていっぱい居ますけどね
おお〜！凄い！
って感じるかたは早々はいません。
が、居るにゃ居ます。笑
そんな方の作品ってどうなのよ？なのですが...
平野さんの要素を持ってらっしゃる方が多いです。
要するにパッパパッパ！って速い場面転換を使い
キメの写真や動画を持ってくる。ドキ〜っとするヤツをね。
だから人は感動するんですよ。「また見たい！もう一度観たい！」になるので。
彼此10年以上前になるかなぁ...
駆け出しの頃の作品でも貼り付けてみます。
今の自分から見たらなんちゃない駄作ですけど。苦笑
恥を忍んでご参考までに。良くも悪くも...
なんてデカイ事を言ってみたら！
なんと予告編しかありませんでした！失笑
しかもiMovieで作った作やし！！ガ〜ン
まぁいっか。
Nobu&Yuki Wedding予告編.mov
この頃は720Pの時代かな？
1Kにも満たない。
まぁ怪我の功名ってヤツでこれはiMovieに入っている「予告編テンプレ」を使って簡単に作れちゃうVerです。
でね、観察して頂きたいのですが
やはり場面転換の速い部分があって
その後にバ〜ン！と見せる所があるのでついつい知らん人の動画でも観ちゃうんですよね。
カッコイイ動画を作ってあげたい！
カッコイイ動画を作ってみたい！
それはバズる動画やないんですよね。
「カッコ良くて感動させる動画」になるので。
参考になる事を伝える事が出来たか？否か？わかりませんが
何か感じたらやってみてください。
絶対に出来るはずです。皆さんにも。
あ！後ですね。鉄則があるんですよ。
箇条書きにしておきます。
①ストーリー性を作る事
②＝写真の順番を作る事
③音に合わせる事
④楽曲をしっかり聴き込んでから曲に合わせ写真や映像を載せていく事
⑤動画の編集ソフトでオカズを作るのではなく、MotionやAfterEffects的なソフトやその他のソフトでイケてるオカズを作って挿入する事
たったのコレだけであなたもイケてるクリエイターになれる！！
ｶﾓﾖ（by宮尾進）古っ！
それではまた次回！(^^)/
