ナノクリスタル VS ノーマルレンズ比較
Nikonナノクリスタルレンズ導入
やっとの思いでナノクリスタルを購入。
切っ掛けは新宿のNikonプラザで16ー80mm・唯一のDX用ナノクリスタルレンズを見てからである。
去年は結構Proの皆様が愛用しているTokinaのAT-X116 DX2を購入し
「う〜ん。超広角って素晴らしい〜♪」
なんて思っていた。
言わずと知れて500pxのlandscapeで頂点を目指し、えっちらほっちら頑張っているのだが...
外国の方々は「ダイナミックな画が非常に好き」である。
普段あまり超広角は要らないので考えて居なかったのだが
ダイナミックな画格の写真を撮るのに、35mm単焦点でひたすら頑張り
パノっていた。
CCD機からCMOS機に変わり、センサーもより鋭くなり
レンズもそれなりに良いモノを使わないとCMOS機では「空気感」なんてもんは引き出せない。
空気感を引き出すには?と言ったら「よりクリアーで高精細なレンズ」が必須になるので、嫌でも手持ちの古いレンズでは単焦点がメインとなって来る。
そんな時にたまたま見つけたTokinaのAT-X116 DX2
お値段も元値は10万近いが実売は5万程度。
評判もなかなか良い。11mmと超広角であり、f2.8の通し
明るくかつ大口径77mmは嬉しいところである。
レンズはやはり集光率も重要なので径が大きいに越したことは無い。
このレンズのおかげでlandscape(風景)も、超ダイナミックな画格の撮影が楽になった。
AT-Xで約1年頑張って来たが、やはり500pxの頂点である99.9を叩き出すにはまだ少し何かが足りない。(技量以外に)
その何か?が何であるかは良くわかっている。
そう。「高精細さ」だ。
どんなに現象で頑張ってみても、元がボケボケ〜っとした画質では引きだし要もないのは言うまでも無い。
で、去年の秋に実体験してしまったナノクリスタルをひたすら狙い続け
Phantom4の借金が終わったと同時に清水からGo!!
そして今に至る。
今までとの違いを一言で。
「兎に角楽で全てが楽になる!」
だって明るいから屋内での撮影もバシバシ撮れる。
現象も頗る楽!
眼から鱗である。
まぁ月並みな実験ではあるが2種類の違いを並べて比較してみるとする。
左がナノクリスタルで右はTokinaのAT-X116 DX2
この状況ではわかりづらいのでググッと拡大してみる。
16ー80mmと11ー16mmの対決なので16mm勝負
ナノクリスタルは5mm径が小さくて72mm
Tokinaのレンズは5mm大きくて77mm
当然、大きいレンズに分があって当たり前なのだが
ナノクリスタルは圧倒的な差を持って勝っている。
判り易くデータサイズも比較してみる
ナノクリスタルは8M
AT-Xの方は7.2M
だった。
僅か0.8Mの違い。なのだが...
同じ画格で同じ写真にて0.8Mの差は大きい。
Lightroomで明瞭度をめいいっぱいまで上げ
どこまで画質に影響を及ぼすのか?が上の拡大データ実験結果である。
乱反射を抑え、如何にクリアーであるか?
が、ポイントになって来る。
空気感、立体感の差は「如何に高精細で写す事が出来るか?」が肝心要の肝である事は言うまでも無い。
かと言ってAT-X116 DX2は捨てなのか?と言ったらそこまでは行かない。
高精細さではナノクリスタルに劣るモノの11ー16mmの超広角なレンジかつ
ズームでありながらf2.8の通しと言う所は非常に大きいし捨てがたい。
NikonのDX機で勝負!
と言うのであれば、優先順位は16ー80ナノクリスタル。
星野分野をやってみたい!って方は、その後にTokinaのAT-X116 DX2
そんな順番が良いような気がする。
次回は「星野部門でのナノクリスタルVS AT-X116 DX2」を予定
ちなみに私の500pxはこちらから
動画作品はこちらから
本日ご紹介させて頂いたレンズは下記よりどうぞ。