umicha's diary

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ホーリーグレイル撮影・今皿佳代さんの巻 #nikon #ホーリーグレイル撮影

さて春爛漫なモナカ。家に引きこもり生活皆様如何お過ごしでしょうかど〜もこん○○ゎ今皿佳代なうみちゃですよ。と言ったワケでD850以降のカメラにゃそんな機能が付いていただとぉ!?(;´Д`)

 

 

 

まじで佳代!?
ホーリーグレイル撮影ってなんぞや?から解説しよう!
それは夕暮れ時であったり、夜明けであったり。
明るい撮影から始まって暗くなるまで
暗い撮影から始まって明るくな時まで

を跨いでの時間帯をホーリーグレイルという。
ホーリーエモンではない。
ホーリーグレイルである!
その時間帯のタイムラプスな撮影をホーリーグレイル撮影っていう。


まぁ当然カメラやっとる方なら、このタイムラプス撮影が如何に難儀することなのか?を良〜くご存じかと。
そりゃそうですよね。
カメラは1つの測光にしか合わせられんので絞り&シャッター固定では限界がある。
絞り固定でシャッターをオートにしたって限界ってモンがあるわけで。
なのでなるべく中間になるくらいのセッティングを考えて撮影し
キャパ範疇に収まるように撮影し
更には
LRTimelapse5的なソフトが必須になるワケで。

今回はLRTimelapseについては触りだけ書いておきます。
ま〜たクソ長くなってしまうので。



LRTimelapseとはなんぞや?なのですが...
海外初のソフトで日本のTimelapseフォトグラファーな岡 浩一郎氏がその性能に惚れ込んで日本での正規代理店になりました!ってソフト。
何が凄いかっていうとですね
例えばTimelapse撮影で500枚の写真を撮ったとしましょう。
で、ホーリーグレイル的な時間を跨いでいたとしましょう。
1枚写真を現像し、その設定をコピペしたところで全ての写真バランスは一発でOKかというと
そうにはなりませんよね?
なのでどうしても手直しが必要になって来るわけで。
何百枚も全体のバランス観ながら一枚一枚微妙な変化を直していけますか?
イヤになりますよね?つーかほぼ無理ゲー。笑笑

 




そこでLRTimelapseの出番です。
500枚の写真をソフトに取り込む→データを解析→光量の変化を瞬時にグラフ化→キーフレームの中にある大きな変化や突起して出来てしまったポイントに対しマーカーを作ってスキルポイントな代表写真を決定する。
500枚中7ヶ所そのポイントを作ったとします
まんま次はDATAをLRTimelapseからLightroomへD&D(ドラッグ&ドロップ)
Lightroomからその7枚の代表写真を現像&イコライズ。メタデータを保存。
次にまたLRTimelapseに戻ってメタデータを読み込む。
500枚の写真中7枚の現象データが取り込まれる。
次にオートトランジションって機能を使ってその7枚のデータの中間に挟まっている部分までの平均値を光量変化に合わせて形成。メタデータを生成。
次にビジュアルプレビューにて変化が滑らかになっているか?を確認。
まだチカチカしたフリッカーてき要素があるのであればそのポイントに対し「ビジュアルデフリッカー」って機能を使いフリッカーをなくす。
滑らかに変化していく「現像用メタデータ」が完成したら、メタデータを保存。
この時、写真DATA1枚に対し1つのxmpファイルが生成される。=500枚分-7枚=493枚分の現象メタデータxmpファイルが生成される仕組みになっているわけだ。



で、またLightroomに戻って今度は500枚全てを開き
その500枚に対しxmpファイルからメタデータを読み込めば作業はほぼ終了
あとは「映像用のJpegファイル」をエンコード(書きだし)したら作業完了!


とまぁそんなウルトラハイグレードな夢の様なソフトが「LRTimelapse5」ってわけ。


結局話しは長く成ったのだがこの話しがあって初めてホーリーグレイル撮影設定が出来てしまうNikonのカメラの凄さが感じられるようになるって話し。
LRTimelapseの話しは次回にしてですね。



ここからがNikonのカメラ側の設定を解説します。
自分のカメラはNikonZ7です。機種によって多少の差はあると思います。
何れにせよ、兎に角昔からNikonのインターバル設定はややこしかった!
インターバルは何秒?って聞かれたら2秒開けたいです!って考えるのが当然であり
他社だってそうしてる。でもNikonは違います。


インターバルは何秒?って言われたら
例えば13秒シャッター開放したいです。で。2秒インターバル空けたいです!=15秒と設定しておけ。

になるんですよね💧
んなもんわかるかい!(;´Д`)
従ってその辺の名残がまだ残ってますが昔よりは良くなった💧
その前に取り敢えずISOの設定から書きますか!

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👆
これね。
先ずはISOの感度設定を開く。
したらISO感度は何を入れたら良いのか?になるのですが
「暗いシーンから明るいシーン・明るいシーンから暗いシーン」
どちらにしても明るいシーンがあるのでZ7ならばISO64で良いしZ6ならば最低ISOである100にしておけ。って話しになります。
で、画面一番下にある低速限界設定なのですが、これは「最低シャッター速度の値」になります。
この写真では13になってますから一番低速シャッターは13秒にしてね!の設定になるワケです。

そこの数値あっての「制限上限感度」となるワケですが低速限界がもう少し長ければISO8000〜10000とかで良いと思います。

で、さっきの話しに戻ります。

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👆
インターバルタイマー設定を開きます。
撮影間隔=インターバルタイムになるワケですがNikonはここが違うわけです。
3秒あけたい!ので先程の最低速度設定が13秒ですから13+3秒で16秒になるワケです。
ここが本当にわかり辛かった部分。苦笑
次は撮影回数を設定。
ここは500枚撮りたかったら500
1000撮りたいのであれば1000と入力したら良いだけのことです。
露出の平均化はオン
サイレントもONにして摩耗を防ぐようにしましょう。
シャッター回数10万回超えて来るとエラーが増え出すようですね。
なので不要な機能はなるべく使わず高寿命でいけるようにサイレント撮影で。

秒間30fpsで行くのであれば1秒に30枚
60であれば60枚必要になるワケです。
今までそこを計算しながら設定していたと思われますが見てわかるように一番下に撮影終了日時って表記があります。
セットをしたら何時に終わるよ〜って目安がそこに表記されるのはとても嬉しい機能ですよね。

まぁここまでです。
こんな簡単な撮影設定のみで超滑らかに変化していくホーリーグレイル撮影が出来てしまうわけです。
もうLRTimelapse要らないんじゃないか?ってくらい凄いです。
(要らないことはないんですけどね)
でも本当にそのくらい凄いですよ。

まぁそんなワケでございまして
「これさえ知っていたら誰でもホーリーグレイルな撮影が出来てしまうぞ今のNikon!」

ってお話しです。まぁお試し下さいませ。




ほ〜れほれ。
こんな感じで超滑らか変化に。
TEST動画なので音楽も無しですみません。

ちなみにこれはLRTimelapseでも処理は当然しています。
&Motionlapse部位はRonin-Sでパン撮影しています。



それではまた次回!(^^)/

 





本日の使用機材

NikonZ7

 

 

 

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