umicha's diary

写真と動画時々なカメラLog

LRTimelapse5の解析と研究の巻

もう!写真撮りたいのに行けない!過去写真で遊ぶしかない!そんな引きこもり生活にも飽き飽きして来たみなさま如何お過ごしですか今日はLRTimelapse5の奮闘記でわかったことを記載していこうと思いますよどうもこん○○ゎ!




と言ったワケで。
ここから見ちゃった方は何の話しなのか訳わからん!
そんなあなたに解説しておきます。ちょっとだけ。


先ずはLRTimelapseってなんぞや?

なのですがTimelapseで一番美味しい所ってなんだ?って部分ですね。
それが...

ホーリーグレイル時☝️」(👈噂の都市伝説関彰夫風)

いい?Timelapseってのは夜から朝になるでしょ?それとか夕暮れから夜になるでしょ?そんな時が映像ネタとして一番美味しいわけ!その時間帯を「ホーリーグレイル」って言ってね。昔からみんな大きく光度が変わる部分のTimelapse撮影をどうしたら良いのか考えてきたわけ!いい?
そこでね、ドイツのタイムラプス・フォトグラファー、Gunther Wegner氏がLRTimelapseってすんごいソフトを開発したわけ。
いい?大丈夫ここまで?(あくまで関彰夫風)
撮影は当然Raw撮影するでしょ?Timelapseだから500枚とか1000枚とか撮影するよね?
途中でドンドン明るくなったり。どんどん暗くなっちゃったりしていくわけだから
小分け撮影してもその修正って一枚一枚とんでもない事になっちゃうでしょ?
そこでGunther Wegner氏が開発したのが「LRTimelapse」なの。いい?
でね、LRTimelapseってのは写真を取り込んだら500枚あったらね
1枚目から500枚までの変化率を瞬時に計測しDATA化するわけ
で、途中で大きく変化したり
予期せぬ光やチラつきが入ってしまった場合、WBも取りきれなくなっちゃうときもあるし、兎に角補正が大変になっちゃうでしょ?
それをDATAで集計することにより、分析をし
滑らか〜な変化にしてくれて「現象のお手伝いをし超楽に超美しく仕上げてくれるソフト」になるワケ
だからTimelapseには欠かせないソフトって話し
(関彰夫風は疲れたのでここまで!笑)



まぁそう言う話です
買った方・そしてこれから買う方。
絶対にぶつかると思われるのがLRTimelapse4とLRTimelapse5の差違になるとおもうですよね。
日本ではTimelapseフォトグラファーだった岡 浩一郎さんって方がLRTimelapseってソフトに惚れ込みSkypicsJapanって会社を立ち上げ
日本で正規代理店をやっています。
使い方とかは岡さんがYoutubeで詳しく解説をしてくれていますので
概略問題はないのですが...
その解説動画がLRTimelapse4での解説動画になるので
LRTimelapse5とは若干インターフェイスに仕様変更があるんですよね。
ある筈の「セーブキー」がない。
どうしたらよいんざましょ?💧(;´Д`)


一歩間違えてしまうとDNGConverterのアイコンがブワァ〜っとでて
一斉にピッコンピッコン踊り出してしまう!

 

とまぁそんな事にも。(Macの場合)


そんなにやる事は多くないのですが、如何せん現象作業をしながらになるので
何がどうだったのか?途中でわからんようになり間違えてしまうとエラーが止まらなくなってしまいます。
本とかないんかしか?って探してみたけど5に関しては出ていません。
英語圏のサイトはありますよ。笑笑

まぁそんなワケで一個一個ですね。「今やってる作業がなんの作業になるのか?」を面倒臭がらず覚えて行けばエラーは回避出来る様になります。
多分ここまで読んで「あ〜!俺もなったんだよね!どうして良いのかわからんようになり諦めた(;´Д`)」って方もいるんじゃないかぁ〜と。


今回はエラーを自己回避出来る様になるべく
この作業はなんの為にするのか?を解説してみようかな〜と思います。
前回の記述でホーリーグレイル撮影にイノベーションNikonのカメラの新機能を紹介したんですけどね(D850)
あの機能があったとしてもこのLRTimelapseは必須かな〜ってくらいです。



さてここから作業の順番と解説を。
岡さんも解説動画を作っていますから併用して観ていったら超丸わかりになるかと。

先ずはLRTimelapse5を起動します。LRTimelapse5にてメモリーカードから動画を取り込んでも良いし
先にRawDATAをデスクトップにコピーしても良いしそこは好き好きで良いと思います。
なかなかいないと思いますが「プレビューJpeg保存もしてます!」って方はRawDATAのみにしといてください。

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先ずはメモリーカードから直でDesktopや任意の場所に作ったフォルダーに対し
コピーをしたいときはここを押してください。
するとこのような取り込みウィザードが開きます。

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ここまではアホでもわかると思います。
問題はここからです
LRTimelapse4迄はこの下図にある2・6・9の番号札以外にセーブのボタンが要所要所にあったので順番通り進んだら間違いなく進めたんですがLRTimelapse5からセーブボタンが一つになってしまったので完全に手順が把握出来るまでどうしても迷ってしまうんです。

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順を追って説明しておきます
①にてキーフレームウィザードを開きます。

キーフレームウィザードってなに?なのですが真ん中の黄色いラインの上に青いダイヤのぽっちがありますよね?
そして下には青い線がうねうねとしていますよね?
例えば今回は500枚取り込んだとします。で、青いうねうねのラインが光の強弱を示すラインです。赤い丸で囲んだ部分はそれなりに変化していますよね?
その変化ラインに合わせてダイヤのぽっちを作ってあげたら良いワケです。

そのダイヤを増やしたり減らしたりが右上のスラーダーでコントロール出来ます。
ここまでで「やべぇ!難しくなってきた!」って思ってしまった方はまだ焦らずに。

要するに大きく変化している部分に対して500枚中「平均値を取る代表数枚の写真を決めるマーカー」なのです。
全然難しくないでしょ?ご安心を。笑笑
でね、「不要で良い」って丸して書いてありますよね?青いダイヤに
その下の青ライン観てください。緩いラインで変化してますよね?滑らかに。
そういう部分は要らないのです。
不要なダイヤはポチると画面右側にぶわぁ〜っと並んだ500枚の写真の中に青ダイヤが付いた写真がListがあります。
そこの青ダイヤをクリックすれば青ダイヤは外せます。


こうして一枚一枚ぜ〜んぶ自分で手直ししなくて良い様に代表の写真を超簡単に選択するための作業がこれです。

写真では7個のダイヤがあり、そこから1個マイナス為るので6枚の代表写真を選択したことになります。


そうしたならば手順②のセーブを押しましょう。
そうするとRawDATAと供に対でXMPファイルが生成されていきます。
そして選択した代表6枚の写真には4つの星が付与されます。今は4つの星って何よ?と考えなくてもよいです。

この先に書きますから。笑
したらセーブ出来たので隣のスイッチに「ドラッグトゥーLightroom」ってありますよね?
③のスイッチです。これは押すのではなくこのスイッチをまんまドラッグ&ドロップにてAdobeLightroomに落としてください。
すると勝手にLightroomで読み込みが始まります。

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こんな感じでぶわぁ〜っと500枚の写真が読み込まれるわけです
ここでさっきの星4つが出て来るわけです。
なんの4つ星?=「代表のフレーム写真」になるワケで
で、Lightroomの斜め右下タブを開きます。
そこに01ってありますからそこを選択。
なんで選択するのか?は文字を観てみてください。
「01LRT5 Kyeflames」ってある筈です。


=LRTimelapse5で選択した代表キーフレームだけを表示してね!のタブがそれになるワケです。
従ってこのぶわぁ〜っと開いた500枚がさっきの6枚のみにるワケです。

=その6枚を自分の好みに合わせて現象をしてください。
出来上がったらLightroomの上部項目にある「メタデータ」を選択します
その中にある「メタデータをファイルに保存」を選択してください。
この時6枚全てを選択している状態にする事をお忘れなく。
理由は「今現象をした6枚の現象メタデータを欲しいから」です。

あ〜なるほどね!になりますよね?(^^)
まぁ難しくないってのがボチボチわかって来たかと。笑

したらさっきのLRTimelapseの画面に戻ります。
④のリロードを押してさっきのメタデータを今度はLRTimelapseに読み込むわけです。
まだまだ代表6枚のメタデータのみですから変化はありません。
次に⑤のオートトランジションを押します。

ここで代表6枚からの現象データを元に平均化が始まります。(データのみ)
続きまして⑥で一旦セーブをし数値情報をセーブするワケです。

その後⑦でビジュアルプレビューを生成します。
この作業ってなんなのよ?
になりますが、さっきオートトランジションで滑らかデータを生成し各メタデータに情報を持たせたわけです。
その出来上がった滑らか変化のメタデータを今度は写真に取り込んで一括現象をさせる作業が「ビジュアルプレビュー」になるワケです。



Lightroomによる「同じシチュエーションでの現象を一枚一枚やる人」っていないですよね?笑
1つの現象データを一気にペーストして、ほ〜ら簡単!で終わらせますよね?
要するにそれと同じ事です。
6つの異なる現象データ写真から道中に挟まっている写真達が滑らかに繋がるよう
現象メタデータを滑らか数値生成した後に、それらデータを全ての写真に貼り付ける作業がビジュアルプレビューになるわけです。



もうこれで粗終了ですよ。笑。
これの作業が終わったらもう一回セーブしてDATAを保存したらLRTimelapseの作業は完了なのですが
ここまで終わってもまだ細かい手直しは付きものです。
もう1度青い波形をみてみます。ギザギザが大きかったりするヶ所がある筈です。

そこをピンポイントで直すのが「ビジュアルデフリッカー」になるわけです。
ビジュアルに残ってしまったフリッカーをなくすので「デフリッカー」って事ですね。

極端にトゲっとした部位に再生やじるしを持って行きシフトを押しながら「ここからここまでをデフリッカーしてね!」と、指定してあげます。
今度は「悪い部分だけピンポイントで補正可能」なので時間短縮になると。

まぁそんなワケです。していしてあげたら「リファイン」を押す。
するとそこだけフリッカー(チラつき)を補正してくれます。

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👆
これがSkypixJapanの岡さんが説明に使っているLRTimelapse4の画面です。
要所要所にセーブがありますよね?
要はセーブのボタンは減ってしまいましたが
このLRTimelapse4の画面順番通りにセーブしていったら良いわけです。
そうすればあのAdobeDNGコンバーターぴっこんぴっこんエラーは防げるわけです。

で、このLRTimelapse4の画面でビジュアルデフリッカーの横に何がきているか?
みてください。
セーブってありますよね?
要するにここでもセーブをしなければならんっちゅー事です。
フリッカーした分のメタデータを保存しないといかんので。


ここまで来たらもう晴れて終了です。
最後にLightroomに戻って500枚の写真を開きます。
絶対「全指定」する事をお忘れなく。
だって500枚全ての写真に現像メタデータを宛がい「一括現象」させるんですから。

後はLightroomの上記メニューバーより「メタデータ」を開き
メタデータを読み込むを選択してください

Lightroomに画面右下にあるタブから01にしていたのを00にもどして全写真表記もお忘れなく。
後は勝手に500枚全ての写真が現像されるのを待って最終Jpeg書きだしをしたら全ては終了になるわけです。






どうでしょうか?や〜〜〜ッと謎が解けたでしょ?3万円もだして買ったソフトなのに〜!って無駄にせず済みましたよね。
実はこのLRTimelapse5。これだけではないんですよ。もっともっといろんな事が出来るわけです。
全て英語表記でわけわからん!って方もいるとは思いますが
この基本作業さえ理解出来たら後は野となれ山となれになると思いますのでやってみてください。

Appleユーザーの方はこの先動画として料理する方法ってMotionかFinalcutProで行うか?になると思いますが
FinalcutProでの方法を最後に書いておきます。


500枚Jpeg現象出来ましたらFinalcutのタイムテーブルにドラッグ&ドロップさせます。
まんまだと1枚につき4秒ってとんでもない長さになりますので
読み込んだ写真をタイムテーブル上で先ずはCommand+Aで全指定
次はControl+D+1+Return(Enter)キーを押すと
あらま不思議!ビュ〜ッと一気にTimelapse動画の秒間30フレームの出来上がり!





はい。そんなワケで本日はここまで!(^^)/


SkypixJapanサイト
http://www.skypix.jp/index3.html

岡さんのチュートリアルYouTube
https://www.youtube.com/watch?v=i96jSWbN5Js