星景写真の現像は難しい!の巻
いよいよクソ寒くなってきましたが皆様如何お過ごしでしょうか微妙に風邪気味なうみちゃですよどうもこん〇〇わ。ちょっと今日は星景写真の現像について書いてみますよ。
といったワケでして星景往年のベテランな方は最早読む必要はナシ!と思われますが
偶に星景やりますよ。
「でもホント星景って撮るのは簡単だけど現象がねぇ」
って方はとても多いと思います。
で、前もって言っておきますが今やまた良い現象ソフトも出ている様です。
Luminer4が出るらしい...
https://skylum.com/jp/luminar?utm_source=google&utm_medium=cpc&utm_campaign=Luminar_brand_search_jp&utm_term=Broad&gclid=Cj0KCQiA2b7uBRDsARIsAEE9XpH1IArsTik4ad4GFVBl3bsJBEve3sIQLRarWiOzoyDX6ygYUl-G61saAh0fEALw_wcB&utm_expid=.VxocwZ4CRsejzabAjHwuFw.0&utm_referrer=https%3A%2F%2Fwww.google.com%2F
ってソフトが。まだそちらは使っておりませんが、あくまで一般的な写真には
PhotoLeb3よりか良いんじゃね?との御意見もある様です。
またそちらの使用感は後日。(使ってみようとは思う)
要するに早い話しが現象も極めて来るとこうなりますよ〜ってお話しです。
これで手抜きな部類になります。若干の粗は残ってますから。笑
写真を自分で現象するにも変な概念をもって居る方が結構おります。
「ちょっと弄りすぎた!」とか。「あまり弄らない方が」だとか。
あまり断定的な事は述べたくはないのですが
そこだけはキッチリ断言したいと思います。
「現象は徹底して弄くり倒せ!」
です。今回は割愛しますがアナログなフィルムとデジタルでは全くの別物ですから。
「カメラわ〜フィルムの頃わ〜」なんて雑音は忘れてください。
兎にも角にもどんな事をしてでも「自分の理想を作り上げる!」って所にとても良さがあると思うわけで。
ちょっと考えたらわかると思います。
①良い見本の写真を見てイメージ叩き込む
②自分の写真を徹底してイコライズして理想を作り込む
これどっちがより自分のジメージの記憶として残りますかね?
まぁ述べるまでもありませんが。
①を実戦しながら②をやったのであれば相当印象に残るかと。
印象に残る=撮影時から今度はそのイメージを元に撮影するようになる。
とまぁこんな図式になるワケです。
ぶっちゃけネットにある記述を拾ってみると「Lightroomの代替えを!」とか見ますけど、結局突っ込んで見てみるとそれは「Adobeレベルの物を必要としない人達」の御意見だと思います。
しかも月額プランが高い!とか。苦笑
をいをい。仮にもあ〜た。Photoshop等々はProツールですよ💧
そこに価値観を見出せない方が自分の写真の価値観を見出して貰おうなんてのは
ちょっと的外れな思考回路なんじゃないか?
と思うわけで。苦笑
物の対価ってのは必須である。と思います。✋️
余談はさておきにて
自分の場合はAdobeの月額フォトプランとPhotoLebの3本立てでやってます。
昔からそこは変わらんですよね。
NikonのNX2はとても優秀でした。何故優秀だったのか?と言うとNicToolsの一部が組み込まれておりましたから、非常に繊細な作業が出来たわけです。
Nicが開発をやめてしまったのでNikonの現象ソフトは0から開発を余技無くされたと。
で、今は?
言うまでもありません。
昔はNX2&シルキーピックス&Photoshopの3本立てでやっておりましたが
そこのNX2がPhotoLebに置き換わりシルキーはLightroomに置き換わり。
で、今に至っています。
PhotoLebだけでは事足りない!Lightroomだけでは事足りない!
の双方があるのでその両翼を使っています。って事です。
NicToolsの最も凄い部分の重鎮はやはり
「超繊細な部分指定でのイコライズが可能」
と
「超凄いNR(ノイズリダクション)機能を有する所」
だと思っています。
で、良くある話しが
「だってPhotoshopだってRaw現象出来るからそれだけあったら良いんじゃないの?」
いやいや。世の中そんな甘くは無いです。
方や「画像編集のProTools」ですからね。
そんな簡単に使いこなせるようになるくらいだったら学校要らんし...w
要するにPhotoshopのみでそりゃPhotoshopのProならばなし得る技かも知れませんが
素人がそうは簡単にゃいきません。じゃなかったらProToolじゃないし。苦笑
細かいいくつもの複合作業を繰り返さずとも
「Raw現象に特化したTool」ってのがそれら画像処理で何重にもやらなければならん工程を「一つのスライダーに名称を付け役割を持たしているんですよ〜」ってのが現象ソフトなわけで。
じゃぁそれ誰が作っとるですか?どんだけ時間掛かって製品化しとるですか?
厳しい言い方して本当に申し訳ないのですが
そこが感じられんもんになんで写真の繊細さは感じられるんだ?
無理だわ💧
と言ってあげたい。
まぁそんなです。
話しが反れてしまうのでこの辺で本題へ。
Lightroomでもある程度星をあぶり出すのは可能ですが
夜空ってどうしても今の時代、下方向に光害が入ってしまったり。
山の稜線には夕日の光が残ってしまったり。
だから「光害カットフィルター」ってのは必須なわけで。
あるとナシとでは大違い!
現象が頗る楽になります。昔は星の必要な光までカットしちゃうから逆に良くない!って評判もありましたが
いまでは違います。その差は歴然!
でね、ないとイコライズ(現象)の作業が頗る手間掛かります。
だってそりゃそうですよね。そう言う事になりますよ。
微細かつ繊細な星の光を持ち上げたら、そりゃ光害だって持ち上がるわけですから。
=繊細かつ微細なコントロールは必須科目
って事になるわけで。
と同時に一緒に持ち上がってしまうノイズが邪魔立てをするわけであり。
=NR機能は超重要!って事になりますよね。
なので自分はNicToolを愛用していると。
オマケでPhotoLeb3使ってます。的な。
現象も楽です。今やLightroomよりPhotoLebの使用頻度が上回ってます。
ただし!そこまで繊細さは要らんよね!なlandscape以外のもんは
Lightroomの方が作業効率性が上ですからLightroomを使用しています。
上記の写真はコンポジットなしでの1枚からの現象処理になります。
従って「加工は一切ナシ!」です。
PhotoLeb+後処理がPhotoshopになります。
どうだ!俺様は凄いだろ!がっはっは!
って話しじゃありませんよ。笑笑
1枚の写真からでもここまでできるんや!
頑張ればそこまで星を引き出せるんや!
が、伝われば良い話しかと(^^)
この先のノウハウは文章で書いたらとんでもない事になりますので
まぁ映像に纏めないと不可能です。
なので概略、簡略化して肝だけを書いておきます
先ずは星をPhotoLebでブワっと炙り出します。
この時の注意点はマメにWBには気を付けてください。
余りに下方の地上風景があばれる君になってしまう場合は一旦下方の色調は忘れてください。それでも良いです。
現状上と下では差があり過ぎて双方同時に上手い事纏まらんことは多々ありますから。
兎に角上を綺麗に纏めます。
その際山際ですとか光害部分は極力マメに押さえといてください。
したら一旦書き出して後処理のPhotoshop作業に入ります。
クイック選択ツールを使用し地上物より上方を選択して別けます。
この際ギクギクにならんように右クリック項目から
「選択とマスク」を選んでください
「エッジの選択(50%以上)」と「スマート半径」のチェックは忘れずに。
グローバル調整も任意で掛かり具合を確認しながら設定しましょう。
で、選択が終わったらNicToolsがエクステンションで組み込まれていると
「空だけを指定したこの状況にてノイズリダクション作業が可能」になるワケです。
従ってNRが必要の無い下方は影響されずに済むワケです。
Nicのノイズリダクションは本当に素晴らしいです。
全体的なノイズリダクションであるDfine2から始まり
肌色のノイズを抑えたり空色ノイズを抑えたり
ハードノイズ・ホットピクセル等々の除去がサクッと行えます。
それら機能を選択し、起動したらブラシツールを任意のサイズにして
消したい部分をなぞるだけ。なぞり終えたら完了を押す。
たったそれだけ。部分指定していますから大雑把にガシガシなぞろうが問題は無し。
そうやって空のノイズが瞬く間に消えて行きます。
本来のNR機能であれば星まで眠くボヤッとしちゃいますよね?
それが殆どありません。
それでもちょっとボヤッとするじゃん!って方は、ノイズがなくなった所で
アンシャープマスクを適にかけて上げたら星はシャキッとします。
それだけ。
まぁたったのこんなんで「うお!今までこの写真からここまでは出来んかったのに!」な事になると思います。
DxO PhotoLeb&NicToolsはこちらから
https://www.dxo.com/ja/dxo-photolab/
過去のBeforeAfter
これは「夕暮れと星景のコラボを作りたかった」のでこの様になった。の図
仕上がりはこちら。(TESTなので結構手抜きです)
まぁそんな所で本日はこれまで!
また次回!(^^)